昨年の夏にもお世話になった埼玉県越谷のタンナー(皮を鞣す工場)ジュテルレザーさんの社長からのご相談がありました。
その時の工場見学の様子はこちら↓
ジュテルレザーさんはバッグや財布の革以外にも、グローブの革を作っている唯一無二のタンナーさんで、セ・リーグ二塁手部門、9年連続9度目のゴールデン・グラブ賞の広島カープの菊池選手のグローブで使用している革も作って(鞣し)いて、毎年チェックしに来られます。
なんと菊池選手へのプレゼント案
ジュテルレザーの社長さんのご相談とは、広島カープの菊池選手に誕生日のプレゼントにコーヒーが好きとのことなので、コーヒーで鞣した”コーヒーレザー”でバッグを作ってあげたいとのご相談でした。
小学生時代からカープが好きなわたくしは、カープの選手の制作に関われるなんてワクワクした。
形はどんなのがいいかと2Fのショップのアルバムからこのセカンドバッグがいいじゃないかと、候補に上がった。
多少の変更を加え、この形に決定。
コーヒーレザー入荷
国産の和牛の皮をコーヒーの搾りかすで鞣した”コーヒーレザー”
最初の1週間ほどはコーヒーの匂いしましたけど、その後匂いは無くなってしまいました。
完成
これはジュテルレザーバージョンであるが、同じ型で菊池選手バージョンも制作させていただきました。
このコーヒーレザー、肉厚もそこそこあってこのバッグには程よくいい感じに出来上がった。
広島カープをこよなく愛する私にとって、カープの選手の鞄を作れるなんて作り手冥利につきます、ものづくりを続けてきて本当によかった。
ジュテルレザーの社長、ご依頼ありがとうございました。
3月のある日
3月中旬の誕生日辺りに、ちょうど千葉ロッテマリーンズのzozomarineスタジオにてロッテvs広島カープのオープン戦にジュテルレザーの社長が直に渡したいので試合観戦兼ねて同行した。
しかしコロナの影響で関係者の方しか会えないとのことで、スタッフさんが取りに来てお渡しした。
残念ながら直接は会えなかったけど後程、ジュテルレザーの社長宛に菊池選手からラインで確かにお預かりしたとご連絡がありました。
無事、手に取っていただいてよかったですね!
ロッテvsカープ オープン戦
マリンスタジアムは1990年代にマドンナのライブ以来、25年〜30年ぶり、いつの時代でしょうか?!
平日のオープン戦でも結構な人で賑わっていました。
この日は、まだ3月上旬なのに午後から20℃越えの予報が出ていたけど、お昼頃は、ほんとか?と思わせるほど肌寒かった。
この日は、一番セカンドで先発出場し、途中から降板。
試合の結果は・・・昼からビール、ハイボールを飲み続けていい気持ちになってしまい忘れてしまいました。。。
ペナントレース開幕 4月の東京ドーム
今年のカープはスタートダッシュの6連勝、ついこないだまで首位だった。
しかしジャイアンツの3連戦の最終日、三塁側で観戦。
中盤までシーソーゲームでエキサイティングだったけど、後半はやられっぱなしで逆転負け。
なんか、昔みたいに食らいついてくって感じが感じられなかったな・・・
そしてまさかの3連敗。。。
誠也が抜けてもがんばれカープ!がんばれ菊池選手!面白い野球見せてください!
レッザボタニカ
ジュテルレザーさんは、富田興業(株)さんのレッザボタニカという、ワインの搾りかすで革を鞣した、環境に配慮した新しい取り組みへに対しても積極的なタンナーさんでもあります。
こちらもぜひご覧ください。
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