昨年からリリースしたイタリア植物タンニン鞣し革”ブスケット”のボッティーリア(グリーン)を約半年弱使用した経年変化のご紹介です。
このブスケットの素材をリリースしたきっかけは、個性的な表情のプエブロやミネルバボックスとはまた違い、なめらかでボコボコの無い表情で透明感があり色鮮やかで、やや光沢仕上げしてあり、自分には新鮮に感じました。
また色合いもロッソ(レッド)、オセアーノ(ブルー)などもそれぞれプエブロ、ミネルバボックス、ブッテーロにもない色合いです。
2021年10月使い始め
ブスケット、ボッティーリア(グリーン)の使い始めです、ハリッとしてます。
色も透明感がありながらも、深みがあるグリーンです。
ほんのり艶加工もされています。
2022年4月まで毎日使った状態(約6ヶ月)
昨年の10月から今年の4月現在まで毎日、ズボンの後ろのポケットにて使用しました。
お尻の形?に沿って、丸まってます。
さて色の方は、プエブロ、ミネルバボックスのように大きく経年変化による色の変化はそれほどではないですね。
深みは増し、艶は出ています。
ブスケットの経年変化は?
約半年毎日使ってみました。
経年変化はプエブロ、ミネルバボックスのように、大きく色が変わるのではなく、深みがまして艶がキープしている感じです。
使用感
ズボンの後ろポケットの使用により、約半年。
丸まってきて可愛い感じになってきましたが、どうしても角に多少のヨレが出てしまいます。
鞄でのご使用か、長時間椅子に座る時はデスクの上とかに、帰宅時はすぐにズボンから出していただくのをお勧めいたします。
設計としては、カードポケットが内側に7、外側に1、ボックス型の小銭入れも内側にあります。
カードポケットは名刺も入るサイズなので、ポイントカードも入るので便利。
いずれにしても入れ過ぎには注意してください。
ブスケットは6色展開
ブスケットとは
イタリアにある[Concieria Puccini Attilo s.r.l.]というタンナーの植物タンニン鞣し革、ブスケット。ピサ大聖堂の設計者である建築家のお名前[BUSCHETO]から名付けられました。
最初から艶のある上品な印象の革です。太鼓での染色と顔料を使わないアニリン色仕上げでオイルをたっぷり含んでいるため、革を曲げたときなどにオイルが移動して表面の色が変化する「プルアップ」が見られます。
透明感ある色合いで表面にはトラという筋が入っている部分も多く、個性的な表情も見られます。
色展開
オセアーノ(ブルー)ボッティーリア(グリーン)コニャック(ブラウン)ダークブラウン、ロッソ(レッド)クロ
オンラインストアはこちらから。
YouTubeでも仕様を公開
二つ折り財布・コプリーレの使用を動画で公開しています。
※革はゴーストです。
ゴーストとは
タンナー(※皮を鞣し革にする工場のことをいいます)はイタリアに千以上あるタンナーのうち22社のみが認定を受ける”イタリア・植物タンニン鞣し協会”も認める、イタリア・コンツェリア・ラ・ブルターニャ社。
植物タンニン鞣し革のをアニリン仕上げで艶を出し、さらにロウ(ブルーム)をたっぷりと塗り込むことで、厚いロウに覆われている。
もともと古くは英国貴族の馬具用に開発されたブライドルレザーにオマージュされ、誕生した。
使い込むとロウ(ブルーム)がだんだん取れてきて、下地の色の姿が見えてくるという、独特の個性的な経年変化がお楽しみいただけます。
また、ロウは取れるだけでなく、下地の革にも染み込み、防水にもなる。