「ものづくりを仕事にしたい」「レザークラフトの職人として独立したい」「作品は作れるけれど、売るのは難しそう」「レザーで独立するのは大変?食べていける??」。
そんな夢と不安が入り混じる〝明日の職人〟を応援する起業塾が、皮革産業の街・埼玉県草加市でスタートします。
草加皮革職人塾、通称【そうかわ塾】!
ものづくりの一歩先の〝売れる商品〟づくりに必要なこと、プロの現場のリアルな話、起業成功の秘訣など、多彩な講師陣がレクチャー。
主催は草加商工会議所・草加市。
詳細とお申込みは下記の【公式ブログ】にて絶賛受付中です!
https://blog.goo.ne.jp/sokawajuku_2019
以上 引用させていただきました。
そして8月1日の説明会シンポジウムに100名を超えるお申し込みがあったそうです。
8月1日(木)
午後6:00~ 開場・受付
午後6:30~8:30 説明会シンポジウム
http://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1410/map/01.html
シンポジウムには行けませんが、10/5お手伝いをさせていただくことになりました。
現場のお話をさせていただくお手伝いをさせていただくことに。
正直、この企画のお誘いを受けた時、別に僕でなくてもいいのではないのか・・・と拒んでいました。
しかし、独立してちょうど30年経った今年、いろいろ思うこともありお受けさせていただきました。
(元M○○〇マガジンの編集者さんのお願いで以前お世話になったこともありましたし)
チラシのように”教えます”みたいな、そんな大それたことではないですよ。
ただ体験してきたコトをお話させていただいて、ほんの少しでも役に立てるならと思いましたので・・・。
平成になって時代が変わっているのに、どうしたらいいか、わからない時期もありました。
私は新しい人の出会い、新しいコトのお陰で考え方が変わり、行動できるようになりました。
仕事の考え方が変わる、例えばモノを動かしてなんぼの世界はものづくりとは、だいぶ違うんです。
相手先からモノを作る依頼を受ける、生産管理処理して、外注にお願いして、コントロールして検品して。
つまり、モノが出来上がるのに、何社も入っていて(流通ともいう)伝言ゲームでモノが出来上がる。
生産現場、つまり下請けは仕事がある時は何しろ動き回る。時代とともにコストも納期も短くなる。早く事を済ませないと採算が合わない。
納期を短縮するため馬車馬のように動き回る。どうにかしなきゃと思っていても次のシーズンのサンプル製作の依頼をこなす。
そしてまた新規生産、管理に入る。職人さんや工場を稼働させないとなので、多少合わない仕事も請けざえるおえない。
さらにはクライアントは安いメーカーが大好きだ。
相手先の注文が少なくなり”このままでは”と思った時はすで遅し。長年相手先の指示を受けてからの仕事しかできないようになってしまっているのだ。
自らデザインをし、売りたいのだけどどうしたらいいか、ノウハウが無い、作る事だけに専念しているから周りが見えなくなっていたのです。
下請けのブラックホールにでも入ってしまったという感じでしょうか。はじめはクライアントに疑問をいだいていましたが自業自得。
努力が足りないだけ。そこから抜け出すのには時間がかかりました。何年も鳴かず飛ばずの状態が続きました。ほんとうに大変でした。
ただ私は墨田区の新しい人、コトに出会えた、蔵前・浅草の凄い人達と交流させてもらった、新しいジャンルや考え方のものづくりの人たちと出会えたお陰で今があると云っても過言ではありません。本当に感謝しています。
続きは、また今度。
そんなようなお話をさせていただきます。