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5/20(月)リニューアルパーティー無事終了いたしました。皆様ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

HIS-FACTORYの工房ショップは再リニューアルし令和元年5月20日(月)皆様にお披露目することが出来、ささやかではございますがパーティーをすることが出来ました。

4年前のちょうどこの頃に飲食やカフェなどでコミュニティを広げたいと思い、厨房スペースを増設し活動していましたが、あまり思うようには行きませんでした。

きっかけはワークショップ

一昨年、昨年とワークショップのご依頼はだんだん増えてきました。さらにはリピーターさんも。1Fの工房でワークショップの場合少人数制(2人~4人がベスト)でしたが、たまに5、6名、8名の時もありました。

ワークショップの片付けをして、それからバッグや小物の製作に入るというのがだんだんおっくうになってきたのと、アイテムの材料をストックしておく場所も無くなってきてしまい、手狭になってきていました。浅草エーラウンドでの毎年恒例の”手縫いで一日で作るトートバッグ”のような一日イベントやスミファの工房開きのイベントのご要望に対応し辛いと悩んでいました。

ある時フッっと、

「この壁取っちゃう?!」

と急にひらめき、すぐに大家さんに承諾を得て、ここ吾妻橋に来た15年前からお世話になっている畑中氏に相談し着工をお願いした。

まずは解体

〔解体〕左上の画像、奥がL字に仕切られ厨房スペースとして小部屋になっていた。その壁を取り壊した。カウンターの直線だけ残しました。

〔2018年11月基礎改装〕革小物のワークショップからバッグの教室までものづくりがお好きな方がとても多く、1Fの工房では窮屈な思いをさせてしまっていたので、2Fの間仕切りを解体しこうすればゆとりをもって出来るんじゃないかと考えました。奥は一段高くしてフラットに。カウンター裏にあったシンクは取り外し椅子にした。

〔2018年12月前半ほぼ完成〕年末の忙しいところ何とか営業が再開できるまでほぼ完成いたしました。ここに来てから当初からお世話になっている木工職人畑中氏のお陰です。オーディオ関係の配線など細かい箇所は年明け。フラットになり広さが倍以上に感じました。新規の作業台、ゴム板なども新鮮でした。このころすでに”ものづくり”と並行して”パーティー”したいなと企んでいました。約10年振りに生バンドを招いてSOUL,FUNKパーティーなんかいいかな・・・♬渋谷ギャンゲットチームがきっとOKしてくれると密かに信じてました。

パーティーのきっかけは繋がり

渋谷ギャンゲットBYモジャのスタッフさんご一行さんが一昨年ワークショップにやってきました。

そのメンバーたちはものづくりも人もコトも大好き。共通のアーティストの友達もいたりしてすぐに意気投合し、翌年のギャンゲット4周年パーティーの時ワークショップをやってくれないかと依頼してくれて喜んで出展させてもらった。このチームのやさしさは、すみだのものコト市と似ていた雰囲気を体感しました。

昨年の秋ごろだったか、メンバー2人がフラッと夕方遊びに来てくれました。その日いつもお世話になっている東向島珈琲店のマスターが好きなクラフトビールの発表会(千葉県鋸南町)が、曳舟の源次郎さんであるので、マスターに無理言って2人追加してもらってそのビールの会に連れて行ったんです。

そこで源次郎の店長さんと意気投合し、島根のクラフトビール屋さんを紹介してもらい、ラベルは錦糸町シルクロードカフェで出会ったアーティストに依頼。そしてギャンゲット5周年記念ビールを発表してしまいました。東向島珈琲店はコーヒーポーターilesというオリジナル黒クラフトビールを発表。すごい繋がり。

当時を振り返ってしまいました・・・

思えば15年前に来た頃は、全くこの辺の人を知らず実は興味もあまりわきませんでした。

そのころの僕はとてもネガティブでしたし。なぜならものづくりの現場にいるのですが、数字と納期にしか気を取られ上手く行っていなかったからです。

下請けのスパイラルにはまり、忙しいけど納得がいかない、どうしていいか分かりませんでした。不安ばかりで周りに気を遣うことは出来ませんでした。

東京スカイツリーとすみだ川ものコト市

2012年5月東京スカイツリー開業に当時はなんの縁も無かったのですが、心の奥では何かが変わるかも、いや変わって欲しいとすがる思いでした。

ある近所のインディーズの映画を作っているという、胡散臭いK氏と知り合い墨田区界隈の事を教えてもらいました。流れでたくさんの人と知り合いができすみだ川ものコト市”に出店することなりました。正直期待もせず参加しましたが、一日終えると心の奥から感動し涙が出てきました。照れくさいですが愛を感じました。思いやりや気配りが素敵すぎてで感動してしまいました。それから夢中になって墨田区を徘徊しました。それから東向島珈琲店にもよく通いました。マスターは元ホテルマンで、サービスの仕方など多くを学ばせていただきました。

台東区ではモノマチですごく盛り上がっていてよく遊びに行きました。新しい時代の幕開けだと嬉しかったしとても勉強になりました。

下請けの仕事で数字と納期ばかりに気をとらわれ自分を失いかけていた自分が、新しい事へ挑戦することができるようになったのは、墨田の人達は自らアイデアを模索し実行し(後に台東の人にも大変お世話になります)そういう皆さんに関わらせてもらったお陰です。180度考え方が変わってしまったかのようでした。K氏は西の方に引っ越してしまいましたが、今でも出会いに感謝している。

気が付くと東京スカイツリー開業7周年を迎えていました。そしてここ墨田区吾妻橋に来て15年も経っていました。小さい成功のようなことが、積み重なってだんだん面白くなって来て大きな失敗もだんだん気にならなくなってきました。そんなことよりどうみなさんを楽しませようと思っています。まるで小学生のように。

タイミング

昨年末から年が明けてもワークショップのご予約お蔭様で毎週末は満席。3月の後半から4月末まで催事のイベントを入れさせていただいていたので忙しない日々。ほとんど工房には不在でご迷惑をお掛けした方すみませんでした。数か月前から店長のU氏に相談はしていたもののアッという間に月日は過ぎGWに突入。「どうしますか?」「日にちないけど大丈夫かな・・・」「ダイジョブですよやりましょうお手伝いします!」と言ってくれ休みを利用してくれての5/20(月)に決まったんです。嬉しかった。アナウンスは約2週間、間に合うのか?ちょいと不安もあったけど続行した。まさかこんな流れで繋がってくるとは思いもよりませんでした。今だから言えますがそこまで気が回らず半分忘れかけていました。

パーティーのフライヤー

渋谷ギャンゲットメンバーのリョコモンスターの兄貴はイラストレーター。墨田浅草と渋谷が繋がったお陰でみたいな事を話していたら次の日に作ってくれた。一番下のイラストに注目して欲しい。右は東京スカイツリー、左がハチ公なのだ。最近墨田本所に引っ越し新しいLABOを立ち上げた。

当時のメニュー

ウエルカムドリンクの後は東向島珈琲店のコーヒーポーターilesとギャンゲット5周年記念のクラフトビール。

昭和6年創業酒場の聖地、墨田区鐘ヶ淵”はりや”3代目にわがままを聞いてくださってワンプレートメニュー(¥1000)を提供していただきました。 〔はりや) https://www.facebook.com/sakabahariya2017/

リョコモンスターとマーシーのトロンボーンとギター

たくさんの人が遊びに来てくれました。

お世話になっている皆さんもお祝いのお言葉から活動のご紹介、これからの発展や構想をお話いただけました。

【MIKA】 東向島珈琲店の元スタッフ。現在ワインの猛勉強中。 4、5年前と変わりなく透き通るような歌声はそよ風が吹いているように胸に沁みわたりました。おじさん達は間違いなく癒されました。

【RYOCOMonster/リョコモンスター】 トロンボーン奏者でありウクレレ、昭和歌謡もこよなく愛している。渋谷ギャンゲットをはじめ、各方面のイベントやライブハウスから浅草HUB、錦糸町シルクロードカフェも月に数回演出し下町のファンが急増中。https://www.facebook.com/ryocomonsterpinup/ 【Br’z/ブレイズ】 渋谷ギャンゲットをはじめ、Shibuya Club Ball、Ruby Roomなどナイトクラブを中心に活動しているギタリスト。阿佐ヶ谷とか西方面が多いみたい。以前ワークショップに来たときはドレッドヘアーだったが、ちょいロン毛だった。【マーシー】スリランカのハーフのアコギ。リョコモンスターの紹介で飛び入り参加。ナイスガイですぐに仲良くなれました。2次会もお疲れさん(笑)

写真はギャンゲットのメンバーKAZU君が撮ってくれてました。

パンクロックバンドThe R.O.X&Gently Weeps Bandのリーダー。 自称:やりたいことやりてー人、バカの天才。困ったことがあったらいつでもきなよ。彼のパフォーマンスはなんか鬱積したことを振り払ってくれたようだ!

まだまだ

ライブは続き♬

楽しい時間はアッという間ですね・・・

ご挨拶

今回工房ショップをリユーアルさせていただいたのは事業拡大とかではなくて、これからもっとみなさんと何か一緒にできないかと。

例えば、またこのスペースは、皆さんにも活用していただけたらと考えています。ものづくり、音楽、料理のワークショップ・ミーティング・個展・展示会・一般から作家、クラフトマン、職人、作業・ミニパーティーなど。楽しい事になるきっかけになってくれたらなぁと。

令和元年新しい時代の幕開け、世代もジャンルも超えて、面白い人と繋がれたら幸いです。

皆さまお礼申し上げます。

パーティー形式にしたのにも関わらず、たくさんの方にお祝いまでいただいてしまい恐縮しております。ならびに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

私もいつかどこかで皆様の役に立てるよう日々努力を続けます。今後も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

ほんとうにありがとうございました。

PS:お時間ある方はぜひSOUL&FUNK . JAZZ MUSICを聴きながらでもご一緒にゆっくり飲み語り合いましょう♬お酒ならたくさんありますので(いただいちゃいましたので)

ワークショップ

皆様に喜んでいただけますように!

リユーアルしたスペースではワークショップも4~6人が適正ですが8~10も可能になりました。イベント事ではご利用いただけるようお待ちしております。さらには1Fと同時開催すれば最大15名ほど可能となりました。

ものづくりの取り組み

オリジナルのバッグ・鞄のデザインから製作、オーダーメイド、量産品には無いお客様だけの大切な逸品、かゆいところにも手が届くものづくりを心掛けて精進していきます、これからもどうぞよろしくお願いいたします。革小物の新作もご期待くださいませ。

また伝統的なイタリア・トスカーナ植物タンニン鞣しの革、革を作った職人さんにリスペクトします。

HIS-FACTORY 中野

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