A-4シンプルトートの裏地張り替えの修理の製造工程とプエブロ/ナポリの経年変化です。
2度目の裏地張り替え+α
実は、このAー4シンプルトート(プエブロ/ナポリ)の裏地張り替えは2017年に一度やっていて今回2度目。
最初にお作りしたのが確か2013年頃で、2017年、2022年と4~5年サイクルの9年モノとなります。
プエブロとは
牛脂を使用したイタリアバケッタ製法で作られた、プエブロは吟面を手作業で擦り、細かな模様を付けています。
二つとない独特な表情があり、通常の吟擦りでは味わえない、経年変化し自分だけの色へと育っていきます。
タンナー:イタリア・バダラッシー・カルロ社
プエブロのナポリの経年変化はこちら
解体
まずは、内袋を外してから、今回は持ち手も交換なので、根革も外します。
縫製
完成
約9年前お作りした時、ターコイズブルー。
2017年気分転換にモスグリーン、そして今回9年ぶりにターコイズブルーに戻りました。
今回は約9年の間、2度の内装取り替えと持ち手取り替えの作り直しのご希望に応えさせていただきました。
こうして何度もお取り替え修理して永く愛用していただける鞄作り、10年前からこうなりたいと想像しながらお作りしてきました。
現実になってきたこと、作り手冥利につきます。
地元のイベントでもいつも大変お世話になっているMさん。
アクティブにお仕事されてるは裏地を見れば分かります、さすがです。
これからもこのA−4シンプルトートバッグ(プエブロ/ナポリ)を末長くMさんのパートナーとして愛用してください。
また、この型はしばらく作っていなかったので、久しぶりにリリースしようと思いました。
プエブロとは
牛脂を使用したイタリアバケッタ製法で作られた、プエブロは吟面を手作業で擦り、細かな模様を付けています。
二つとない独特な表情があり、通常の吟擦りでは味わえない、経年変化し自分だけの色へと育っていきます。
タンナー:イタリア・バダラッシー・カルロ社
プエブロのナポリの経年変化はこちら