手縫いでできるトートバッグ(Lサイズ)が無事完成いたしました。
革はゴーストのワイン
ゴーストとは、古き良きオールドイングランドのブライドルレザーをオマージュし、イタリアのタンナーコンツェリア・ラ・ブルターニャ社製で、通常のブライドルレザーに比べロウが厚口なのが特徴です。
ワインのリクエストで裁断から進みました。
革切り包丁での手裁ち
バッグ作りを上達させたいとのMさんはマイ包丁を持参し型紙に沿って裁断からスタート。
※初心者の方はこちらで裁断します。裁断体験も可
コバ磨き
まずは面取りから。
専用の道具でエッジを丸くします。
その後、目止め液をつけてヘチマで磨き、さらに乾拭き磨きをして艶出し。
染料染めのゴーストも美しい色艶になります。
菱目打ち
コンパスで縫代に線を引いたら、菱目うちで穴あけ。
手縫い
持ち手は肉盛りを入れた後、ゴム糊でサンドして二枚合わせした後、コバ磨き、そして菱目撃ちしてから、レーシングポニーで挟んで手縫い。
身頃と底は大きくなるのでレーシングポニーは使いません。
マチを合わせ、菱目打ち。
立体になりながら手縫い。
裏地
裏地付きはオプションでプラス¥3000で私が事前にお作りします。(ミシン縫製)
袋になった内袋(裏地)と持ち手と袋になった本体を合体させます。
距離はピッタリ。
いよいよ口元の手縫いです。
完成
きれいに仕上がりました、無事完成です。
ご自身で作り上げたトートバッグ、既に愛着が沸いています。
約6日間お疲れ様でした。
手縫いで作るトートバッグはS,M,Lの3型。
革はイタリアのバタラッシー・カルロ社のプエブロ、コンツェリア・ラ・ブルターニャ社のゴーストをご用意しています。
初めての方でもゆっくりとご指導させていただきます、ご安心ください。
詳細はこちらから。