残暑厳しい八月の終わりになぜかフランス人の若者がやってきた。
自称プロダクトデザイナーと言っていた。
日本に数ヶ月の観光の合間に、自分のデザインのバッグを作りたいそうだ。
ワークショップでやっているのと勘違いしているみたいだけど、陽気で面白そうだから『OK』した。
一週間後、時間通りやってきた。
自己陶酔の世界に入りました。
彼のノートにはたくさんのトートバッグのスケッチが描かれていた。どうしても作りたかったようだ。
ネットでHIS-FACTORYを見つけ突然やってきた。
教えてくれみたいな事を言っていましたけど、ほとんどオレが作ったので、ワークショップというよりオーダーメイドだ。
でも彼は本当に喜んでくれて、やって良かった。昼過ぎから来て、マチなしのトートでも中ポケットもあるし、日が暮れてきました・・・。
その日の夜は、すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り大会がやっていて、そのまま彼を錦糸町の夜に連れ回してしまいました。
時間的に遅かったので、今年は踊れなかったけど、飲食店の仲間んとこにご挨拶したり、友達と合流したりして雰囲気は楽しめた。
その後は安い居酒屋とアベちゃんちのハシゴ部にも付き合わせてしまいました。
下町墨田の夜、ちょっとした夏の終わりの出来事でした・・・・