2021年からリリースしたイタリア植物タンニン鞣し革”ブスケット”オセアーノ”(ブルー)を約8ヶ月使用した経年変化のご紹介です。
このブスケットの素材をリリースしたきっかけは、個性的な表情のプエブロやミネルバボックスとはまた違い、なめらかでボコボコの無い表情で透明感があり色鮮やかで、やや光沢仕上げしてあり、自分には新鮮に感じました。
また色合いもロッソ(レッド)、ボッティーリア(グリーン)などもそれぞれプエブロ、ミネルバボックス、ブッテーロにもない色合いです。
ブスケットとは
イタリアにある[Concieria Puccini Attilo s.r.l.]というタンナーの植物タンニン鞣し革、ブスケット。ピサ大聖堂の設計者である建築家のお名前[BUSCHETO]から名付けられました。
最初から艶のある上品な印象の革です。太鼓での染色と顔料を使わないアニリン色仕上げでオイルをたっぷり含んでいるため、革を曲げたときなどにオイルが移動して表面の色が変化する「プルアップ」が見られます。
透明感ある色合いで表面にはトラという筋が入っている部分も多く、個性的な表情も見られます。
2022年12月使い始め
ブスケット”オセアーノ”(ブルー)の使い始めです、ハリがあります。
色は深い色合いながら透明感があります。
ほんのり艶加工もされています。
2023年5月まで毎日使った状態(約6ヶ月)
昨年の12月から今年の5月現在まで毎日、ズボンの後ろのポケットにて使用しました。
お尻の形?に沿って、丸まってます。
さて色の方は、プエブロ、ミネルバボックスのように大きく経年変化による色の変化はそれほどではないですが、深みは増し艶は出ています。
2023年9月まで毎日使った状態(約8~9ヶ月)
昨年の12月から今年の5月までの約半年間は毎日お尻のポケットに入れていましたが、5月中旬ごろから9月上旬まではサコッシュに入れて使用していました。
お尻に踏まれていないので形が少し元に戻ってきた感じがします。
ブスケットの経年変化は?
今回は”オセアーノ”というブルーを約9ヶ月毎日使ってみました。
経年変化はプエブロ、ミネルバボックスのように大きく色が変わるのではなく、深みがまして艶がキープしている感じです。
ボッティーリアの経年変化
ロッソの経年変化
使用感
ズボンの後ろポケットの使用により、丸まってきて可愛い感じになってきましたが、どうしても角に多少のヨレが出てしまいます。
5ヶ月目あたりからサコッシュに入れて使用をしましたが、型崩れが少し治った気がしました。
やはり鞄でのご使用か、長時間椅子に座る時はデスクの上に置くとか、帰宅時はすぐにズボンから出していただくのをお勧めいたします。
設計としては、カードポケットが内側に7、外側に1、ボックス型の小銭入れも内側にあります。
カードポケットは名刺も入るサイズなので、ポイントカードも入るので便利。
いずれにしても入れ過ぎには注意してください。
ブスケットは6色展開
色展開
オセアーノ(ブルー)ボッティーリア(グリーン)コニャック(ブラウン)ダークブラウン、ロッソ(レッド)クロ
ここ数ヶ月、オセアーノは在庫切らしていましたが、ようやく入荷してきました。
オンラインショップはこちら。
二つ折り財布 coprireとキーケース&財布quattro
ブスケットを展開しているアイテムは、二つ折り財布 coprireとキーケース&財布quattroの2アイテムです。
プエブロ、ゴーストに続きブスケットも徐々に人気が出てきました。