じめじめとした湿気を吹き飛ばすように15名の妖精とセンセがやってきた昼下がり。
○○二中高の生徒が校外学習でレザークラフトを体験したいとご要望があり、その日がやってまいりました。
いままで10名まではやったことありましたが、16名は初めて。さてどうなることでしょうか。。。。
まずは革の説明と革選び
革は食肉の副産物です。命のありがたたみとともに大切に使いましょう。
この革はイタリアの伝統技術を引き継ぐ、植物タンニン鞣し革、乾燥しにくいようオイルをたっぷり染み込ませ時間をかけて作られています。発色のよい染料染も経年変化も楽しめて永く愛用できます。
商業ベースで作られた革とは違います、などなどと子供だからといって容赦しなく面倒くさい話を続けると、意外にも首を縦に振って反応している子が多くて、モチベーションが急上昇!
プエブロ、ミネルバボックス、ブッテーロ、ゴーストのイタリアンレザーで手縫いで作るパスケース、熱くなる想いを、クールに装い、スタートいたしました。
当日の朝のひらめき
予約が決まった約一か月前からつい昨日まで、2Fで8名、1Fの工房で8名と考えていたのだけど、当日の朝に急に頭の💡がピカッと光りました。
すみだ川ものコト市やニクオンなどの出張用の作業台があるじゃんって。
臨時で手前側のスペースも出張イベント用の作業台を3つ設置しなんとか場所を確保。通行は出来ない。こちらのスペースは麻子センセに担当してもらった。
レーシングポニーの代わり
手縫い用のレーシングポニーは9台あるが、この日のためにあと6台購入するのは、今の経済事情では厳しいので、ブックエンドを使って代替わりさせていただきました。
こちらは低学年チーム。
レーシングポニー
こちらのグループは木製のレーシングポニーを使用しての自己陶酔の世界に入りました。
自然ななり行で高学年と低学年と分かれた。高学年がレーシングポニー、低学年が代替えのブックエンド。
15名の女学生と1名のセンセ、計16名無事完成いたしました。全員キチっと菱目に手縫いされ美しく出来ました。ゴーストのブルーが5個全部出てしまいました。なんか女子学生の割には渋い色ばっかり。
初めから最後までとても興味、反応が良くて私自身もほんとうに楽しく教えることが出来ました。革の素材選びから刻印、コバ磨きもみんな「おぉ~!」「すごーい!」と声を上げて一生懸命磨いていました。穴あけ、糸選び、そして手縫いとあっという間に楽しい時間は過ぎてしまいました。
普段から多くの人に体験していただきたいと思って日ごろ思っていて、準備もしていますが、人数の記録更新をしているわけではございません。
商業的に流すようなワークショップは絶対にしたくありません。今回は先生の熱いご要望もあり、同じグループからの16名だったので開催させていただきました。
今回はこの人数なので準備も仕方もいつも違うのでちょいとしたミステイクもありましたが速攻修正、学びもあり、今までこうして来てよかった点も多く、いろいろな良い刺激を頂きました。ヘルプを頼んだA子にも助けられありがたかった。私もこういう新しい体験が出来てほんとうに良かったです。なによりも笑顔でいっぱいだったのが嬉しくてたまりません。
○○二中高生の学生さん、先生お疲れさまでした&ありがとうございました。また墨田区、東東京にあそびにきてくださいね!
貸し切りのワークショップ
16名まででしたら貸し切りでワークショップ開催させていただきます。革小物でしたら、パスケースから、ブックカバー・名刺入れなど。
トートバッグでしたら4名位がちょうどいいかも知れません。
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