ドクロを書き続けて20年という、まぁ変わった作家さんとイケメンギタリスト(通称:ミッキー)とは3度目の工房飲み。
厚手の革のベロア製のポンチョを持って来てカスタムしたいとの相談に来たのである。
これはメキシコのモノで、たぶん馬かラクダに乗る時に胸元が縦に割れていて、ソコから手を出す仕様のようだ。
数週間後に渋谷ギャンゲット・バイ・モジャで開催するメキシコの”死者の日”のイベントに、これを着て演奏したいと。
渋谷ギャンゲット・バイ・モジャのメンバーの仲間なら何でも聞いちゃうよ!
缶ビールを飲みながら、あーでもない、こーでもないと・・・。
馬に乗るとき用のフロントの縦の切り込みは、縫製して閉じることにしました。
肩から腕の辺りに切り込みを入れることになりました。
その代わりじゃないけど、僕のマイギターの玄の張替えとメンテナンスをしてくれました。お互いにとても気持ちがよかったです。
こういうのって”時間通貨”っていうのでしょうか。お互いの得意分野の時間を使って補っていく。
そして11月2日(金曜日)の夜”死者の日”渋谷ギャンゲットbyモジャ ♬
テキーラ♬のオープニング、ミッキーとjazz&モノづくりをこよなく愛する”リョコモンスター”とその愉快な仲間たち♬
ミッキーのポンチョの両サイドからは、腕が出て上手くギターを弾けているよう、そう数十センチ切り込みを入れたんです、調子が良さそうだ!
ところで”死者の日”イベントって何ですか???????
意味も分からず友達が面白いコトやるってんで来ちゃったんですが。
メキシコでは毎年10/31~11/2この期間に亡くなった人たちの魂が戻ってくるという信仰に基づいて行われるイベントらしい。
日本のお盆とよく似ていますね。
でも日本と違うのは、祭壇周りはカラフルなドクロ、ガイコツで埋め尽くされ、明るく祝うのがラテンスタイル♬家族、友人、知人とワイワイ。
ガイコツの風神・雷神アート。
色とりどりなメキシコのモノが売られていたり。
即興で写真を撮り、その場でデジタル加工して。
ガイコツの美女が隣にいるとは・・・
渋谷ギャンゲットのスタッフは粋なはからい、大人も本気で遊べる遊園地のようだ。
半世紀も生きていれば、いろんな変わったやつと遭遇してきましたけど。
ドクロを描き続けて20年、メキシコ大使館の人も呼んじゃって、NHKの取材もあって、そいで皆を笑顔にするってこういう人って凄いです。
こんな人と工房飲みして、あーでもない、こーでもないって話したのもいい想い出です(笑
メキシコの”死者の日”日本に居ながらいい経験させてもらいました。楽しかった!
そして、渋谷ギャンゲット バイ モジャは最高です。
大人であり童心にかえれるイベントがたびたびあります。大人の社交場っていうのはこういうところを云います。
さて次はいつ行こうかな。。。