モノマチとは
隅田川を挟んでお隣、台東区南部エリア(御徒町~蔵前~ 浅草橋にかけての2km四方の地域)を歩きながら、「町」と「モノづくり」の魅力に触れていただくイベント”モノマチ”
このエリアは製造/卸の集積地としての歴史がありながらも時代と共にだんだん減少になりつつも、2011年モノマチが開催してからクリエーターを支援する施設もあり徐々に新しいスタイルの作り手、クリエーターやファッション小物、雑貨店やお洒落なカフェも集まってきました。
ものづくりの形態もだいぶ変わりました。
地域や仲間を意識し理解しあい、みんなで盛り上がろうというスタイルが確立されています。
墨田も、もちろんの事、私も大きな影響を受けました。
3年ぶりの開催
毎年5月に開催されていましたが、2020年、2021年とコロナの影響で中止。
3年ぶりに開催が決定いたしました。
蔵前のエムピウ
HIS-FACTORYはモノマチエリアではないのですが、ガリアルドでコラボさせてもらったり、イタリアの植物タンニンなめし革をこよなく愛している共通点、また飲み仲間でもあるエムピウさんのお手伝いをさせていただきました。
22Fの工房でHIS-FACTORYのアクリル板を持ってきました。
2Fが工房になっています。
道具もアクリル板も全て持ってきました、サイズもぴったり。
ブッテーロ手縫いのキーリングのワークショップ
素材はブッテーロ、色は10色ご用意しました。
ブッテーロとは
厚みは3㎜前後、オイルが多く含まれながらも堅牢な仕上がり。
薄化粧仕上げで傷やトラは見える反面、天然素材な自然な表情と透明感のある発色。
使い込むほど、色濃く変化していく表情、ナチュラル感はイタリアならではの色合い。
タンナー:イタリア老舗タンナー、ワルピエ社
この形はトートバッグ(アンマサーレ)の持ち手の根革に使用している型
菱目打ちからの手縫い
そして、レーシングポニーを使用していよいよ手縫いです。
手縫いになると、皆さん黙々と自己陶酔の世界に入り、終わった後「楽しかったー」と言ってくださる方が多く、嬉しく思います。
作品集
2日間で1日4名(イレギュラーあり)定員3回、どの回もギリギリでしたが無事に全員完成いたしました。
エムピウさんのお財布を持ったお客様が多く、エムピウの工房へ入れたの嬉しかったと思います。
また革好きな方ばかりなので、イタリア植物タンニンなめし革のお話なども熱心に聞いていただきました。
またHIS-FACTORYのYouTubeにてプエブロの経年変化をご覧になっていただいたお客様もいらして、革好きのためにもっと発信していこうと希望が湧きます。
エムピウ
2日間、エムピウさんにもお世話になりました、ありがとうございます。
期間中、挨拶がてら顔を出される方が次々といらして、M氏の人望の熱さが垣間見れます。
またワークショップが終わる頃を見計らって、来られるM氏の仲間達と缶ビールを片手に久しぶりにお話しできたりして楽しい1日となりました。
来年も開催できたらいいな。