先日の2月2日で19歳の誕生日を迎えたトイプードルのウサ。
東京スカイツリーが開業するちょっと前ごろからご縁があり15年過ごしてきました。
いろいろな事があって辛い時期でも、ウサはいつもひょうきんで、笑いを誘ってくれました。
ウサは一度も病気しませんでした。本当に元気なワンコでした。
まだ生きていたヒマ(チワワ)とも仲良いんだか悪いんだか、しょっちゅうじゃれていました。
アロハにはちょっと威張りん坊な感じもあったけど、いつもくっついて寝ていました。
ウサってほんとマイペースでした。羨ましいくらい。
2017年頃からでしょうか、眼が白くなってきて視力が無くなってきたようで、よく吠えていました。不安だったんでしょう。
でも吠え方がまた可愛いいんです。ついこないだまで宅急便のお兄さんが帰った10秒後に小さい声でも一生懸命吠えていました。
隅田公園向島側の丘にて
これも2017年の春、桜の絨毯を独り占め、とても綺麗でした。
ここは隅田公園(向島側)のちょっとした丘の裏側。
毎朝の散歩コースの隅田川公園(向島公園)〜牛嶋神社でした。
まだ人も少なくて田舎くさくて風情がありました。
おしめ記念日
2019年になってからでしょうか、ある日から至る所にシッコス、ウンチョスをしてしまうので悩んでいたら”おむつ”犬用があるのを知りました。
おむつを作ってくれた人に感謝!ウサはsssサイズでした。
前進あるのみ
2019年のクリスマス前後の夜。ウサはいつも前へ前へ進んでいました。。。。
2020年2月12日の夜、最後に撮った写真です。最後まで踏ん張ってました。
2月16日の夜
その日の夜はソファーでなく地べたに座ってNHKオンデマンドを見ていた僕はウサが左腰に寄りかかっていた感触がありました。
立ち上がろうとした時、ウサをどけようとすると、なんかダラーっとしました。
動かない・・・眠りながら永眠してしまいました。
数十分前まで、ヨタヨタでも動き回っていたのに。
今朝もよく食べ、よくシッコして、よくうんちしてました。
翌朝
午前中花屋さんでピンクのスイートピーと白いカーネーションを買ってウサを飾ってあげました。
その日の夕方、旅行に行く時ペットシッターでいつも大変お世話になっているカオリさんが花を持って顔を出してくれました。
思い出すだけで涙が溢れてしまいます。ありがとうございました。
華ちゃんも帰り際に看取ってくれました。
動物供養のある回向院
一夜を一緒に過ごし、次の日の午前中に墨田区両国にある回向院に行きました。
回向院は江戸時代に振袖火事の明暦の大火の犠牲者を弔う為に建立され一宗一派に捉われずに無縁仏を一心に供養するお寺。
以来災害や人災による被災者、遊女、水子、刑死者、無縁犬猫をも供養してくれてます。
江戸の大泥棒鼠小僧のお墓やお相撲さんの慰霊の為に建立された力塚、猫塚もある。
受付に行くとすぐに察してくれて、まずは重さを測りちょうど3キロ、合同蔡の火葬料(¥7000)か個別蔡(¥30000)僕は合同蔡を選択しました。
卒塔婆は¥3000、プラス供養料(お気持ち)。
受付のおばさんは慣れているといえ、とても丁寧に説明してくれました。
火葬は明日別のところで、供養は本日16:00からなので一度戻って仕事を切り上げて再度回向院へ。
御本尊阿弥陀如来
御本尊阿弥陀如来での供養が終わると卒塔婆を馬頭観音堂の下に。
馬頭観世音菩薩像にお参り。
チワワのヒマもここに眠っています。
軍用犬軍馬慰霊の碑
1週間後
火葬されたウサは1週間後にまたここ回向院に戻ってくるので、また供養しに参ります。
ウサの存在
いろいろ大変で鬱蒼としていた日々で続き、自分が腐りかけてもウサはいつもそばに居てくれました。
どんな時もヒョウヒョウと明るさと笑顔を提供してくれました。
小さい身体なのに大きくありがたい存在でした。
ウサ、約15年ありがと。安らかに眠ってください。天国のヒマと仲良くね、また来週回向院に行くよ!
感謝の気持ちでいっぱいです。
ウサと遊んでくれた皆様、本当にありがとうございました。