あるご縁で静岡県の山奥に行ってきました。人里離れた集落で陶芸を営んでいるご夫婦がいるという。陶芸と言えば工房、田舎暮らし、興味津々でこの日が来るのを楽しみにしていました。
前日、太平洋沿岸に台風が通過で東京は雨がしんしん降っていましたが、当日の朝は雨も止み曇り、東名海老名サービスエリアに寄ったころピーカンに晴れてきました。
東名高速は久しぶりで、右手に競馬場、左手にビール工場♬、それは中央高速でした・・・。御殿場辺りまで来ると、富士山を拝める!心の奥でワクワクしていました。
しかし、まるでラピュタのように大きい雲に隠れているようで、行は見ることが出来ませんでした。帰りに期待。
新東名に乗り換え、藤枝岡部で降りて、北へ向かう。ゆるい登りから急こう配の坂になってきてどんどん上がる、道は細くなり、さらに傾斜がきつくなってきました。
いよいよ到着!看板、シンプルでいい。
着いたところは「器とおやつ お山の道具店」 なんて素敵な雰囲気なんでしょうか!元々は、もう使われなくなったお茶の工場だったという。
静岡だけに高台でもお茶を作っていたのですね、目の前はお茶畑
アート看板も素敵です。
ギャラリースペース、店内も木造で古い木を残しつつリノベーションされ、超素敵空間です。
素敵な作品が並んでいます。ひとつひとつに魂がこもっています。
美味しいスイーツに手仕事のお皿、共に魂が籠っています。さて、どのお皿になったでしょうか・・・
そして、裏手はお住まいと、工房が隣接。 陶芸家の村上くんは快く、工房を見せてくれて、経緯や陶芸について話してくれました。
18、19歳からこの道を目指そうと決めていたという。 淡々と話してくれましたが、辛抱強く頑張ってきたんだと思います。
脱帽です。道具ひとつひとつ何見ても感動します。
実際作る工程も見せてくれました。間近で見るのは初めてで、緊張と感動、手先だけでなく、身体全体を使っています。心も安定していないいけませんね。
そして人の手作り、手仕事をみているのはとても興奮します。
これからの人生の生きるヒントをいただけました。いろいろなコトが心に深く入ってきました。考えさせられます。もしかした求めていたコトがこういうコトだったかもしれません。
この機会を作ってくれた、東向島珈琲店のマスター、抱珈琲(千葉いすみ)の水野さんに感謝、村上さん、奥様、いいお話を聞かせてくれてありがとうございました。
帰りは富士川パーキングエリアで、やっと夕暮れの富士山を拝むことが出来ました。また来たい、ショートトリップ、静岡&お山の道具店。
〔器とおやつ お山の道具店〕
場所:〒426-0131 静岡県藤枝市瀬戸ノ谷10962
ホームページ:器とおやつ お山の道具店
Facebook:器とおやつ お山の道具店
Instagram:お山の道具店さん(@oyamanodoguten)
営業時間:木・金・土 11:00〜日没まで