先日、セミオーダーのブリーフ鞄をご注文されたお客様(現在製作中)に『修理はやってくれますよね…?』と聞かれました。
答えは…『もちろんです!』
だって、僕がデザインから型紙おこしからやったんですから。どんなコトでも、ずっと先でも修理させていただきます、と云います。
お客様は『それがね・・・』と話してくれたのですが…。
以前購入したあるブランド品の鞄の修理を販売店に持っていったら『うちは修理受け付けてないんです』と云われたことがあるそうです。
『????』
販売したのに修理しないって、意味が分からないので思わず『えっ!』と思わず声が大きくなってしまいました。
うちは1Fが工房になっているので、たびたび一般のお客様からも他社ブランド製品修理の依頼が来ます。やはり買ったところに修理をお断りされている方も多いみたいです。
その理由は…
- その商品は廃盤になったから。
- お店がもうない。
- お店はあるけど、そのブランドはもう扱っていない。
- 海外製品だから。
量産品はこういうケースをよく聞きます。とくにネットは要注意ですね。
基本的には、HIS-FACTORY製品以外の修理はお断りしています。
それはオーダーメイドでのお客様に、大変ご迷惑をおかけするから。間に色んな作業をはさんでばかりいると、どんどん遅れてしまうからだ。
ただお話は聞かせていただいて、お時間や料金などご理解のある方、想いが詰まったモノとか、そういうモノのみ対応させていただく、という形にしています。
中には安価な量産物、粗悪な縫製などの商品もあり、残念な姿になっているのも何度も見てきました。
そういうのを安くやってほしいとかいう人もいるし、業者側でもベルトの穴あけを一か所¥100以上?取る人もいるし、いろんな人がいますが…
HIS-FACTORYの修理をしたブログ記事はこちら。
修理や想いがあって仕事している、共感を受けた記事をご紹介させていただきます。ぜひ読んでいただきたいです。
墨田向島の小さな自転車屋さん千輪さん。
”自転車を買う時は、金額だけではなく、地域の中で、相談ができて修理・整備もしっかり対応してくれる自転車屋さんはどこなのか?そこに関心を持ってほしいなと思います”
本当に、そういう人が多くなってほしいと思います。
千輪さんは他社の製品も全面的に修理を受けて付けてくれる。自転車周りの雑貨も販売しています。HIS-FACTORYともコラボしたクラッチバッグもお見逃しなく!