藤巻百貨店10周年イベント開催
いつもお世話になっております”藤巻百貨店”さんが今年で10周年を迎え、東急プラザ銀座の3Fにて取り扱い総勢200ブランドを集結した至高の職人、作家によるプレミアム直販イベントを開催。
HIS-FACTORYは革小物のワークショップ、革小物の販売ブースとして参加させていただきました。
8/5(金)〜7(日)の3日間無事終了することが出来ました。
搬入
前日の8/4(木)の20:00過ぎに現地に向かいセッティング。
販売展示用の台はちょうどいいサイズでオリジナル革小物もちょうど陳列できました。
藤巻百貨店でも取り扱っていただいているキーケース&財布quattro、二つ折り内側小銭入れ付き財布coprire、三つ折り財布tinoの3型、プエブロ6色、ゴースト5色全商品を並べられたのは初めて。
手前にはトートバッグAmmassare(アンマサーレ)と合切袋ottone
ワークショップ 手縫いで作る革のキーリング製作体験
予約受付優先で、藤巻百貨店さんのページで応募をかけていただきました。
予約優先ですが枠が空いていれば当日でもO Kでした。
東急プラザ銀座 11:00オープン
ワークショップスタート
11:20からワークショップはスタート。
初回から4人満席、ありがとうございます。
手縫いで作るキーリング完成
ブッテーロで作る手縫いのキーリングは3日間無事終了いたしました。
個性的に自分自身の思いを表現し、世界に一つの作品を自らの手で作り上げる事に成功しました。
みなさんの喜んでいただけた声や表情を間近で感じられ、お手伝いできたことに嬉しく思います。
日頃、商品に使用しているブッテーロの革をたくさんの方に触れていただき、手縫いの体験をしていただいたり、商品も観て触れていただいてありがとうございました。
このような貴重な体験をさせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
藤巻百貨店のスタッフさんにも準備から設営、細かい対応までお気遣いありがとうございました。
皆様のおかげで無事3日間終了することができました。
藤巻百貨店10周年によせて
藤巻百貨店がスタートしたのは、東京スカイツリーが開業した年と同じ2012年。
HIS-FACTORYは長きに渡り、他社製品ブランド生産の管理をしていて、下請けからの脱却を試み2006年位からオリジナル商品の試行錯誤を始めていました。
他社製品ブランド生産9割の中、合間を見ながらの試行錯誤で中々進みませんでした。
下請け業務はさらにコストダウンを要求、加工賃も利益も削るしかなくストレスも多く厳しい年月が続きました。
このままでは破産すると思い始め、下請けの脱却、自分のブランドを作ろうと意気込んでみたものの、そう簡単には上手くいきません。
そんな中、この一冊がバイブルでした。
藤巻幸夫氏の”自分ブランドで勝負しろ!”
10代の頃は矢沢永吉の”成り上がり”がバイブルで20歳過ぎは大きな会社の社長から芸能人などのエッセイをよく読んでいました。
いつか見返してやると意気込んでいる若造は、当時は振り幅が大きすぎることに気づかず、自分の身の丈をよく理解しないまま行動し失敗の連続でした。
しかし、時代も変わりつつある頃か、この本に出会って焦点が合うようになりかなりの勇気をもらいました。
今までの人とは違い”日本のものづくりのコト”を言っていました。
本当に日本のものづくりの新しい時代がやってくるのか、わからないけどとにかくやり続けてみよう!そう背中を押されました。
墨田区では東京スカイツリー開業に向けて、イベントが盛んになっていて半信半疑に参加してみたら面白いことに気づき、新しい仲間も増えて今までとは正反対の世界を垣間見ることができました。
新しい仲間のひとり、蔵前のエムピウの村上氏とコラボした”ガリアルド”で藤巻百貨店さんとご縁が始まりました。
2016年、4周年の企画でデビューさせていただきました。
その後、HIS-FACTORYのオリジナル鞄、財布などの小物も取扱させていただき2019年には藤巻百貨店LOVE NIPPON 2019 小物・雑貨部門大賞選ばれました、ありがとうございます。
これからもメイドインジャパンの製品で皆様に革製品からの豊かさを提供できるよう続けていければ幸いです。
10周年の企画やコメントなどこちらでご紹介しています。
★「藤巻百貨展」開催レポートはコチラ↓
https://fujimaki-select.com/ext/anniversary/10th-anniversaryfes-eventreport.html
仲間編
とても嬉しいご縁がありました。
DOPE AND DRAKKAR(ドープアンドドラッカー)
DOPE AND DRAKKAR(ドープアンドドラッカー)の中村3兄妹と15年ぶりに再会できました。
当時青山にお店があった時お世話になっていて、事情により鎌倉へ引っ越されてから疎遠になってしまいましたが、藤巻百貨店さんのHPやFBでよく活躍しているのを拝見していました。
今回のイベントでは会えるのを楽しみにしていた矢先、搬入のエレベーターでバッタリ出会いました。
「久しぶりー!」エレベーターの密室なのに思わず大声をあげてしまいました。
会期中も何度も立ち話しました。
お互い10年位しんどかったけどなんとか乗り越え、今一番楽しいですねって話できたことが一番嬉しかったです。
これからの活躍も応援しています。
人柄も穏やかで癒し系で、服も大人のカジュアルで素材もナチュラル、サイズ感もフィットする好きなブランドです。
今は鎌倉のショップは改装中ですが、リニューアルが終わったら遊びにいきます。
この動画を事前に見ていたので、このシャツ買っちゃいました。
DOUBLELOOP
続いては、DOUBLELOOP
代表のY氏とは20年くらい前に他社製品ブランドの生産をしているころのクライアントに職人として勤めていた頃に出会って、共通の仲間とも知り合いだった。
時は過ぎてY氏はバッグ教室の講師も務めたり多才な一面を発揮し、自ら生産し販売する自社ブランドを立ち上げた。
藤巻百貨店でもトップクラスの人気ブランドまで成長したDOUBLELOOPこの3日間はオーダー会もあって、ファンが思い思いのオーダーを注文していた。
立ち話でも、色々苦労があったというが、痛いほど解るだけにお互い話ができて嬉しかった。
池之端銀革店
池之端銀革店さんの代表のO氏は数年前に、藤巻百貨店さんからの注文の鞄の製作の革のストックがなくて、困っていたところ急遽供給してくれた恩人。
草加革塾という講座でもご一緒させていただきました。
今回も会期中よくお話ししましたね(笑
革小物を中心に、ベルトやサコッシュなどもこだわった逸品が多く並びます。
0氏も下請けからオリジナルブランドを数十年試行錯誤し継続していて、お互い製造業の辛さをよく知っているのでこれからも切磋琢磨できたらいいなと思います。
みなさんとご一緒できて楽しい3日間でした。
★「藤巻百貨展」開催レポートはコチラ↓
https://fujimaki-select.com/ext/anniversary/10th-anniversaryfes-eventreport.html