先日、ご来店のお客様が約2年ご使用中の二つ折り財布coprire(ボックス型小銭いれ内部付き)のゴーストのターコイズブルーの経年変化を拝見させていただきました。
ゴーストとは
タンナー(※皮を鞣し革にする工場のことをいいます)はイタリアに千以上あるタンナーのうち22社のみが認定を受ける”イタリア・植物タンニン鞣し協会”も認める、イタリア・コンツェリア・ラ・ブルターニャ社。
植物タンニン鞣し革のをアニリン仕上げで艶を出し、さらにロウ(ブルーム)をたっぷりと塗り込むことで、厚いロウに覆われている。
もともと古くは英国貴族の馬具用に開発されたブライドルレザーにオマージュされ、誕生した。
使い込むとロウ(ブルーム)がだんだん取れてきて、下地の色の姿が見えてくるという、独特の個性的な経年変化がお楽しみいただけます。
また、ロウは取れるだけでなく、下地の革にも染み込み、防水にもなる。
使い始め
使い始めのゴースト/ターコイズブルー ↓
約2年の経年変化
こちらは、お客様が見せてくれた約2年ご使用されて、今も現役中の姿↓
表面のロウ(ブルーム)もだいぶ取れてしまい、下地のターコイズブルーの色艶が上がっています。
中を開けると
中は、まだ少しロウが残っています。
顔料で塗ったような革でなく、植物タンニン、自然素材成分で作られているから、ナチュラルで美しいターコイズブルーが観られます。
他にも、ワイン・ベージュ・チョコ・クロと系5色あります。
お気に入りの色を見てくてみてください。
また、よろしかったら、こんなになったと、お店に見せにきていただくの大歓迎です。
栗ちゃん画像提供ありがとう!