1月も半ばに差し掛かった連休は、名刺入れ・B-6・A-5かも知れない(特注)カバー作りと賑わいました。
名刺入れつくり
B-6とA-5みたいなサイズのカバーつくり
この日はB-6の手帳カバーお二人と文庫本サイズの手帳もしくはブックカバーのワークショップお二人のご予約だったのですが・・・
文庫本サイズのはずなのに・・・
今日のメニューの文庫本サイズのお申込みをプリントアウトしてくれた紙を見せてくれた60代と思われるご夫婦。「このサイズのカバーって作れないですかね・・・?」
「???ええっと文庫本サイズですよね・・・」と僕。「実はこのサイズが欲しいんです・・・」
これってB-6よりでかいんですけど・・・しばらく沈黙が流れました。
よくシレーっとそういうコト言えるな~と一瞬意味がわかりませんでした。
富山県からお越しだというのは予約サイトでチェック済だったので知っていた。
夕方の新幹線まで時間があるので、自分の欲しいものづくりを体験したいのだろう。人も良さそうだし、富山県は行ってみたい所だし、知人も何人かいる。。。
「わっ、分かりました、やらせていただきましょう。」。ハギ無し。調整無し。料金増し、色は2色限定。時間もオーバー。の条件付きで。
まずはサイズあわせ型紙つくりから
そんな大げさに言いたくはないけど、ジャストサイズに作りたいから慎重になります。しかもノートに色々入っててちょっと分厚くなってるし。
B-6のお客さんが色や刻印を悩んでいる間に、目の前で即興で型紙を起こし、ジーっと観られながら手裁ち・・・そして革漉き(内側の差し込みパーツ)
焦っちゃうから、イヤなんですよネ、こういうのと思いながら、やってやるぜと、ねじれた性格。
なんとか追いついて、手縫いまで段取りすることが出来ました。途中奥様がちゃきちゃきと最初の方大丈夫だと安心してたら、ちょっと目を離した隙に、目が逆。しかも何度も。。。
のんびり屋さんの感じの旦那さまの方が先に仕上がりましたが、お二人とも無事完成いたしました。
なんのサイズだか忘れましたが、喜んでいただけたようで、出来栄えもよく良かったです。
急に云われても、なんでもその場で出来るとは限りませんし、掛かりっきりになってあたふたしちゃうので事前にご相談ください。
あ、B-6のお客様が大人しい方で良かった(ホっ)巻沿いにしてしまいちょっと時間オーバーしてすみませんでした。