南風が吹くと茨城鹿嶋に向かいます。もうすぐ夏も終わってしまう…行きたい。
潮来インターを降り、鹿嶋市を結ぶ神宮橋ではちょうど日の出を拝むことが出来ました。しかも鹿島神宮一之鳥居の上から。
良いことありそうな予感でルンルンでアクセルを踏みました。
さて、海の様子は・・・。
風は南でもややサイドで強い、波質はダンパー・・・
潮引きいっぱいなので、ゆっくり準備。だんだん明るくなって、良く見渡してみると、たまにくるセットは沖でもダンパー。
あれに捕まりたくないな・・・少しでも潮があがるとちょっといいのかもと、薄い期待をしながらもたもた準備して時間稼ぎ。
この界隈で会うサーファー友達が「お先に右のほうで入ってますね!」オッケー後で行くね!・・・
友達たちの入っているポイントを横目で見ながら、右に右に行きました。なぜなら、THE ダンパーを間近で見てしまったからです。
友達たちはショートなのでダンパーでもスイスイドルフィンで抜けていく・・・けど僕は体重も軽いので、早々決断し、テクテクさらに右へ向かいました。
風が強くてたまにボードごと飛ばされそうになりながら、やっとテトラポットが近づいてくると、そこにはロングボーダーがたくさんいました。
思った通り、テトラでウネリを軽減してサイズダウンした波を狙ってるんだな。老若男女幅広い人たちが混在してました。
3時間位入っていたけど、ミドルは中々割れず、セットはダンパー、いいところは常連なのか固まった連中にほとんど持ってかれる。
3、4本しか乗れなくて、ちょっとフラストレーション、でも贅沢は言ってられませんね、入れただけでもありがたい。いい天気に青い海青い空。
一度戻って、2ラウンド目どうしようと休憩してたら、正面はさらに、お手本みたいなダンパー。
ダンパーとはウネリから割れる時、ドーンと横並びに割れちゃう、滑るところが無い状態をいいます。
早めに切り上げ、今日は御朱印帳を持ってきたので、鹿島神宮に寄ろう。(先週も参拝しましたけど御朱印帳忘れる)
今回は鹿島神宮と奥宮と両方いただきました。
待っている間、神社の雑誌を見てると、香取神宮が目に入ってきました。「そうだ、近いんだ💡」 要石のコトもあるし佐原インターで降りて約3分。
参道は夏の日差しと緑のコントラストが綺麗、両サイドは灯篭が並び、神秘的な雰囲気を感じながらゆっくりとゆるい坂道を歩く。
さらに階段を上がると、香取神宮の入り口。鹿島神宮とよく似ています。
鹿嶋神宮は古事記に出てくるタケミカヅチ大神を祀っている。
香取神宮は、国譲りの時、天照大神から一緒に同行を命じられたフツヌシノ大神を祀っていると書かれていましたが、知りませんでいた。
帰ってから本を読み返しても違う神は出てくるのですが、調べてみると古事記には出てなくて日本書記にしか出てないと。難しい。
そして鹿島神宮と香取神宮はペアで関東の東を護る、地域全体の守護神。霞ヶ浦・北浦・利根川の水の流れがパワーの源泉になっており、千葉県最強の霊力を持っているそうです。
凄い。
しっかり参拝させていただきました。御朱印もいただきました。
樹齢1000年の大杉も圧倒。
要石。鹿嶋神宮の要石と繋がっているを云われていて、地震を起こすナマズを抑えてくれていると云い伝えられている。
この日は、波乗りも1ラウンドで終了。時間も2時間ほど早く撤収し、鹿島神宮と初めての香取神宮両方とも御朱印してもらえて良い一日になりました。御朱印帳持ってって良かった!
再度ゆっくりみたい所もあるのでまた来たい、そして鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社といわれているもうひとつの息栖神社にも行きたくなってしまいました。