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トートバッグの持ち手製作 イタリア植物タンニン鞣し革BUTTERO

大きいトートバッグは”持ち手”(ハンドルとも云う)が肝心です。荷物の比重がかかります。私が経験してきてオリジナルで作っている”持ち手”です。

BUTTEROはイタリア植物タンニン鞣し協会が認める、堅牢で長期使用にも耐えられるよう時間もコストもかかるのを承知の上で作り続け、伝統を守り抜いている名門タンナーWALPIER社の革です。色もイタリアらしい発色でありながら、使い込むほど艶があがり、色濃く経年変化していきます。
表、中、裏に各BUTTERO、中央にヌメ床2枚、計5枚重ねます。
強力なボンドと指の力が要ります。

 

豆カンナで面取り
紙やすりでならします。
知り合ったフォトグラファーさんが撮影してくれました。
いろんな道具を使います。
#0糸で縫製してから最後にコバを磨きます。溶剤を使い、1本1本磨いてからさらに乾拭き磨きをして艶を出します。植物タンニンにオイルがたくさん入っていて、染料の色の美しさを引き出したいからです。※この状態はまだ磨いていません。
本体に縫い合わせ。このパーツもBUTTEROを使用しています。厚みは3㎜のまま。今までこの箇所が切れたことは一度もありません。もし切れたら、いつでも修理いたします。
今回は、ブルー、ブラウン、ネイビーの3本を制作中です。

完成品のトートバッグは後日また。

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