セミオーダーのバナナショルダー Lサイズ
Lサイズは、一眼レフカメラ(ミラーレス)や500mlペットボトル、文庫本、折りたたみ傘、スマートフォン、さらに上着などが収まり、Mサイズ、MLサイズより余裕の容量。

〔バナナショルダーLサイズ〕
本体:ユーフラテ/ ナポリ(イタリアの名門タンナー、バダラッシー・カルロ社による植物タンニン鞣し牛革)
根革、ファスナー引手革:ブッテーロ(イタリアの老舗タンナー、ワルピエ社によるトスカーナ植物タンニン鞣し牛革)
内装:コットン ファスナー:YKKエクセラ 金具:真鍮(日本製)
サイズ:440mm×270mm×100mm(ファスナー540mm)
ショルダー立上り:420mm(100mm程度調整可能)ショルダーベルト幅:40mm
重量:約900g
制作工程
まず制作前にヒアリングの際に書き留めたデザインをスケッチ画を描き、色や細かな仕様を確認します。
バナナショルダーは特に身頃に”センターハギ”有り、マチポケットは無しと有無を選ぶことができます。
また、お名前のレーザー刻印のリクエストにお応えしました。


裁断〜裏地縫製
革の裁断、型紙を置いて、シボ、強度も含め、取り都合を考えつつ、傷やシミなどを見極め1枚ずつ裁断していきます。

身頃をいい箇所で並べて取れました。

背骨付近まで来てしまいましたのでショルダーベルトと、底に当てます。

身頃の3枚目

1枚1枚慎重に裁断、Lサイズは、ほぼ1枚使い切ってしまいます。

裏地縫製
裏地の色はターコイズブルー。
大きめな平ポケット×27㎝のファスナーポケット。

ファスナー縫製
本体ユーフラテとファスナー、裏地を貼り付けてからの縫製です。
糸は8番糸、マシンはyakumo780L。

本体と根革の合体
裏地と本体を合体させ、まとめ縫製が終わるといよいよ根革と本体を縫い付けます。

根革の縫製
負荷のかかりやすい金具部分の根革は、ブッテーロ元厚(約3mm)のまま使用。
長期使用に耐えられるよう、強度を重視して極太糸で縫製しています。

0番糸縫製
極太ステッチは0番糸、マシンはドイツ製のアドラー、針は同じくドイツ製のシュメッツ菱針25番を使用。

糸処理
最後に電熱機で丁寧に糸切りをして、完成です。

全ての工程を経て、一つのバナナショルダーが完成です。
立体のラインや革の表情は、使い続ける中でさらに馴染んでいきます。
曲線のラインも、このモデルの大切な個性のひとつです。

本体素材はユーフラテ
ユーフラテとは、ミネルバボックス、プエブロと同じタンナー・バタラッシ・カルロ社にて作られているイタリア植物タンニンなめし革です。
ドラムの中に水を入れて、繊維をほぐすことで表れる細かいシボが特徴。
乾燥後、銀面をガラス玉で擦り、上品な艶を出しています。
厚みは1.2~1.4㎜と比較的薄く、イタリア植物タンニン鞣しの多脂の中でも軽めな革になります。
リネンとのコンビのトートバッグcombinazioneにも使っている革素材です。
※ユーフラテのナポリは24年秋冬に5枚特注で仕入して、現在3枚在庫ございます。

ブッテーロとは
根革と引き手に使用しているブッテーロは、プエブロ同様、イタリア植物タンニンなめし協会が認める”ワルピエ社”のブッテーロも化学薬品を使用せず植物タンニンのみで皮から革へと製作しています。
厚みは3㎜前後、オイルが多く含まれながらも堅牢な仕上がり。
薄化粧仕上げで傷やトラは見える反面、天然素材な自然な表情と透明感のある色合い、使い込むほど、色濃く変化していく表情、ナチュラル感はイタリアならではの色合いです。
牛本来の持っている自然の模様のトラは個性的で唯一無二の逸品となります。
ありがとうございました。
この度はバナナショルダーのLサイズをオーダーいただきましたM様ありがとうございました。
バイクでのお供にともお話いただいていました。
末長くお使いいただけたら嬉しいです。
バナナショルダーのサイズは4サイズに
2025年の春あたりから、Mサイズ、Lサイズから、MLサイズをリリース、またSサイズの型紙を発見、リニューアルしてリリースし合計4型になりました。

ミネルバボックス、ナッパを推奨していますが、プエブロはハリがありますが、好みの差で問題ございません。
革についてご質問があれば、問い合わせフォームがありますので、お気軽にご相談ください。






