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ミネルバボックス/オルテンシアの経年変化

先日お久しぶりにご来店いただいたお客様、トートバッグを自慢げに見せてくれました。かなり前のモデルです、2010年頃です。

そして恥ずかしながら、初めグリージオかと思ったらなんと、オルテンシアでした。

ミネルバボックス/オルテンシアの初めの色です ↑ イタリアであじさいの意味です。

ミネルバボックスとは、イタリアの名門タンナー、バダラッシー・カルロ社により、牛脂をメインとした秘伝のオイルを使用したイタリアバケッタ製法で作られています。

薄化粧仕上げのため傷やトラは隠れにくい反面、素材の味を活かす唯一無二の個性のある表情があります。

使えば使うほど艶が増し、あなた色に育ち経年変化がお楽しみいただけます。

ボックスはイタリア語でボコボコ凸凹を意味しています。一枚一枚シボ(凸凹)の表情が異なり個性のある素材です。

植物タンニン鞣し革(イタリア)のパイオニアです。

8年ほぼ毎日ご使用になっているとおっしゃってました。嬉しい限りです。いまだ油分が残っているようでしっとりしています。

言われた通り、手入れもしてないし、雨もそんなに気にしないとお話してくれました。

ブルー系は、とても変わりますね、いろいろな色の染料が混ざっているのでしょうか?! 参考にこちらでもオルテンシア2年の経年変化の画像がブログに載っています。

根革のブッテーロも、びくともしていません。金具は当時真鍮にアンティークシルバーメッキしました。

またこのモデル復活しようかと思います、型紙見つけました。

 

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